ゴールデンスタッフへ直撃取材ッ! Vol.7
メインアニメーター:羽山淳一 コメント
メインアニメーター:羽山淳一 コメント
――原作を読んだときの印象を教えてください。
個性的なキャラクター群と先の読めない展開に魅力を感じました。早く続きが読みたいです。
――メインアニメーターという役職について、作業の内容を教えてください。
作画全般の底上げ、と理解しています。具体的には作監、原画、その諸々、作画のなんでも屋、みたいなものだと思います。
――本作のキャラクターをアニメーションの作画で表現するにあたって、とくに意識しているのはどんなことですか?
原作の持ち味を活かせれば、と思っています。まだ手探り状態……いえ、ちょっと何かつかめてきたような気がしますが、まだなんとも。暇があれば原作を眺めて、それが何かを見つけようと必死です。
――主人公である杉元とアシ(リ)パについて、それぞれ作画のポイントと思われている部分を教えてください。
それぞれのキャラクターの抱えている背景はもちろん違うものではありますが、どこか「無邪気さ」みたいなものを感じています。シリアスな展開のときでも四角四面になり過ぎないといいな、と思っています。
――主要キャラクターの中でとくに作画が難しいのは誰ですか? 理由も含めて教えてください。
今の段階ではまだ、杉元とアシ(リ)パのカットしか描いていませんが、やっぱり難しいのはアシ(リ)パ、かなぁ。目の大きいキャラクターは不得手です。あと、服の模様が大変です。
――メインアニメーターとして作業をされている中で、本作ならではの苦労はありますか?
いつもと同じです。手元に来たものを闇雲に裁くだけです。
――作業中、難波監督をはじめとするスタッフ間でのやりとりで印象深かったことを教えてください。
監督が人当たりの良い方で話しやすいですが、そのぶん、ちょっと怖いです。油断しないぞ。
――本作に参加されての感想と、完成したアニメに対する期待をこめたメッセージをお願いします。
参加する限りは全力で取り組む所存です。上手く行ったところは褒めてやってください。上手く行かなかったところは私の力不足です。勘弁してやってください。