脚本:高木登 絵コンテ:むらた雅彦 演出:山内東生雄 総作画監督:山川拓己作画監督:相坂ナオキ、吉原嘉奈子、木村文香
大泊で鶴見中尉と対面した杉元一行。もっともらしい口実でアシㇼパを杉元たちから引き離そうとする鶴見中尉だが、その魂胆に気づいたアシㇼパはアイヌの未来についての考えを問い、アイヌのために金塊が使われないのなら協力を拒むと言い放つ。彼女の態度に対し、額から髄液を垂らしながら笑い出す鶴見中尉。異様な光景を前に周囲の者がたじろぐ中、アシㇼパが空に向けて矢を放ち、彼女の意図を感じ取った杉元も行動を起こすッ!
毒矢だという杉元の嘘を信じた第七師団は一時的に混乱状態に陥り、そのスキに逃げ出した杉元とアシㇼパは再び金塊探しを続ける約束を交わす。だがすぐさま追手が迫り、月島の銃撃によって傷つく杉元。不用意に接近してきた鯉登に深手を負わせてその場を逃れた二人は、ヴァシリと白石と合流して港に停泊中の連絡船へ。無事に船が出航し、樺太からの脱出を果たす。しかし安堵したのも束の間、追跡してきた第七師団の駆逐艦が接近。追いつかれるのも時間の問題となるも、杉元たちは下船して流氷原を歩いて移動することでなんとか逃げ切りに成功する。北海道を目指す道中、アシㇼパは杉元を守るためなら共に地獄に落ちてもいいと覚悟を決めるのだった。
毒矢だという杉元の嘘を信じた第七師団は一時的に混乱状態に陥り、そのスキに逃げ出した杉元とアシㇼパは再び金塊探しを続ける約束を交わす。だがすぐさま追手が迫り、月島の銃撃によって傷つく杉元。不用意に接近してきた鯉登に深手を負わせてその場を逃れた二人は、ヴァシリと白石と合流して港に停泊中の連絡船へ。無事に船が出航し、樺太からの脱出を果たす。しかし安堵したのも束の間、追跡してきた第七師団の駆逐艦が接近。追いつかれるのも時間の問題となるも、杉元たちは下船して流氷原を歩いて移動することでなんとか逃げ切りに成功する。北海道を目指す道中、アシㇼパは杉元を守るためなら共に地獄に落ちてもいいと覚悟を決めるのだった。